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高層賃貸レジデンスとして、私の企画・設計したプロジェクトが選定!

おかげさまで、
本年度、私の所属するAURA ARCHITECTS株式会社の企画・設計が、
全国初の「高層」ZEHーM(Zero Emission House−Mansion)のカテゴリーで
全国15社のプロジェクトが採択された中の1つとして日本初で、ここに正式に採択されました。
(今回は広報、自己宣伝、多少派手目なので、よろしくどうぞ。尚、英語でいえばZero Emission High-rise Apartmentです。 )
http://sii.or.jp/meti_zeh30/zeh_m/decision.html

その日本初の15プロジェクトの中で、日本で唯一
高層賃貸レジデンスとして、私の企画・設計したプロジェクトが選定されたようです。
http://sii.or.jp/meti_zeh30/uploads/h30zeh_kz_kofukettei.pdf

モデルとしての実証対象事業名は
高層12階建のアーティステック・レジデンスである
【 エコ環境建築B・G・V新築工事 高層ZEH-M実証事業 】
【 経産省ZEH 】平成30年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業者として高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業です。
「低層」ZEH−Mより創エネ面で甘えることができなくハードルが高く、現実コスト的にもなかなか難しかった「高層」ZEH−M仕様。

しかし、今まで約10年の超省エネルギー建築の成果を集約化してみて、
おかげさまでここに、公的な形で結びつけることができました。

公的なラベリング制度で資産価値の高い建築として
ZEH−Mの性能のラベリングがなされる予定であり、
日本における課題だった中古市場の資産価値形成にも寄与する
公的な省エネルギー格付けの方向性が、また新たに制度的にスタートしました。

今回はリンク先の全国初の15プロジェクトの仕様概要を見ての通り、
私が手がけたものはその中でも高層にしては相当ハイエンドな部分がある断熱仕様です。
私のプロジェクト以外は、全て大手分譲マンション業者でした。

15プロジェクト中、唯一❗️高層でハンデが大きいですが積雪寒冷地でありながら、太陽光の全戸分の創エネにも取組んでいます。

今回、広島で採択された分譲マンションでは、
エネルギー削減率45%程と、採択された削減率としては一番ハイエンドで見事です。
しかし、断熱部分は札幌でいえば、一般的な断熱仕様程度で済みます。
開口部の断熱性能では札幌の一般分譲でも既にそれ以上の性能です。
今回の私達の設計は広島地域でいえば断熱性能だけでいうなら、約60〜70%の低減率に相当しますでしょうか。
しかも他の分譲4000㎡と比べ約1750㎡程度と約半分以下で10層以上。
その影響で延床面積あたりの外皮率が約1.5~2倍前後増えて熱損失が多くなり、
更に性能を上げて基準クリアが必要な状況から、15社の応募者の中でもハイエンドな部分がある断熱性能になっております。
北海道地域のZEHーMのハードルは現実普及コストで考えると特に高い事が思い知らされます。

家賃の地域との現実的な対話が必要な賃貸マンションは、
高品質であっても分譲マンション並みのコストはかけられないのが不動産投資の世界です。
応募採択結果を見ると、そのコストコントロールで上質なコストパフォーマンスでできる企画設計者でしか、
提案できないのが現実なのかもしれません。

そのような意味において現実対処でき、今回
高層賃貸で採択された日本初の唯一のプロジェクト。

高層ZEH−M賃貸レジデンスが、初登場となります。

これからもチャレンジし続けます。
ご期待ください!

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